七五三 子ども着物クリーニング

シミ抜きの他、裏地の交換等
の加工も受け付けております。

七五三は、お子様の成長を祝う大切な行事のひとつ。美しい晴れ着を身につけた姿は、ご家族にとっても喜ばしいものですね。

そんな七五三着物は、正しいお手入れをしておくことも大切です。京都の着物のお手入れ専門店『きもの創夢』なら、七五三用の子ども着物もスッキリ綺麗に甦ります。

「昔の七五三着物を着せたいけれど、シミだらけで…」「七五三に着物を着せたら、食べこぼしの汚れを作ってしまった」これから着る七五三着物のシミ抜きも。着用した後の汚れ落としも。当社伝統のクリーニング技術で、あらゆる着物のお悩みに答えます。

坂根克之
坂根克之
こんにちは。着物関係一筋50年 京都きものサロン創夢(そうむ) 坂根克之です。お気軽にご相談ください。

1.七五三着物の定番お手入れ「着物丸洗い」

こんな時には「着物丸洗い」!

  • 昔の着物を出したらホコリっぽい
  • 借り物なので着物を洗って返したい
  • 着用した後、しばらく着る予定が無い
  • 目立つシミ汚れは特に無い

「着物丸洗い」は、定番の七五三着物のクリーニング方法です。着物用の溶剤を使い、着物をほどかずに丸のままの状態で、全体的にクリーニングしていきます。着物のチリ汚れ・ホコリ汚れ等を落としたい時や、目立つシミ等が無い時の全体的なお手入れに最適です。

「七五三着物をタンスにしまったままだったから、ホコリっぽいかも」「これからしばらく着ないから、七五三着物をお手入れしておきたい」という時に『着物丸洗い』をご利用ください。

2.カビくさい着物に「カビ取りクリーニング」

こんな時には「カビ取りクリーニング」!

  • 着物がカビ臭い
  • ふわふわしたカビが生えていた
  • 青カビ・黒カビのシミができている

七五三着物のカビくさいニオイは、着物の繊維に「カビ菌」が繁殖している証拠です。カビ菌は『着物丸洗い』だけでは落とせません。また白カビ等の表面を払うだけではカビの根は根絶できないので、繰り返しカビが生える他、カビによる変色シミの原因ともなります。

七五三用の子ども着物にカビの症状を見つけたら、早めに「カビ取りクリーニング」をしましょう。『きもの創夢』のカビ取りクリーニングでは、繊維の内側から着物のカビ菌をしっかり根絶!スッキリキレイにしますから、安心して着られます。

3.七五三着物の汚れを取る「シミ抜き」

こんな時には「シミ抜き」!

  • 食べこぼしや化粧品などの汚れを付けた
  • 泥ハネ・雨シミができた
  • 原因のわからない汚れやシミがある

七五三用の子ども着物には、一度着用しただけでも様々な汚れが付いてしまいがちです。食べこぼしや泥ハネなどの汚れを見つけた時には、早めに「シミ抜き」でお手入れしておきましょう。

『きもの創夢』では、まずシミの原因をしっかりと特定します。そこから専門の職人が、シミの原因に合わせ、ひとつひとつを手作業で丁寧にシミ抜き。七五三用の子ども着物を、新品のように美しく甦らせます。

4.ガンコな汚れに「洗い張り」

こんな時には「洗い張り」!

  • シミの範囲が広い
  • 水溶性の汚れが付いている
  • シミや汚れが縫い糸にまで染みている
  • 着物のクリーニングとサイズ直しもしたい

「洗い張り(あらいはり)」とは、七五三着物を一度ほどいて布の状態に戻し、徹底的に水洗いをしていく洗浄方法です。平安時代には既にあったと言われる伝統的な方法なのですが、現在では「洗い張り」を行える職人が少なくなっています。

着物のお手入れ全般を扱う”悉皆屋”の『きもの創夢』では、この「洗い張り」もクリーニングのメニューとしてご用意しています。「他のクリーニング屋では断られた…」そんな着物が洗い張りで甦ることも多々あります。どうぞお気軽にご相談ください。

5.古いシミ・変色に「黄変抜き」

こんな時には「黄変抜き」!

  • 古いシミ(酸化シミ)がある
  • 酸化シミによる変色が起きている

着物についた汗などの汚れは、時間が経って酸化すると黄色、薄い茶色等に変色していきます。これが「黄変(おうへん)」と呼ばれる変色シミの正体です。

酸化したシミ、変色したシミは、一般的な「シミ抜き」では対処ができません。より専門的な技術となる「黄変抜き(おうへんぬき)」で、漂白や染色補正等をする必要があります。

「黄変」を取るのはとても難しいので、一般的なクリーニング店では「古いシミは最初からお断り」となってしまうことも多いです。しかし着物のお手入れ専門店である『きもの創夢』では、この「黄変抜き」も含めたご相談を受け付けています。

6.落ちないシミは「染色補正」でカバー

こんな時には「染色補正」!

  • 昔の着物で変色が多い
  • 変色の範囲が広い
  • 柄の近くにシミができている

染色補正とは、着物の地色を染め替える「色掛け(いろかけ)」や、柄の一部を描き足す「柄足し(がらたし)」のことを言います。

七五三用の子ども着物が相当に昔のものだったり、変色の範囲が広すぎたりすると、着物の生地がシミ抜きのための漂白に耐えられないことがあります。つまりシミを完全に取り除けないわけです。

でも「もうムリ」と諦めないでください!染色補正をすれば、シミの部分を上手にカバーして「キレイな着物」に甦らせることができるのです。当店『きもの創夢』では、専門の染色補正師による補正プランもご案内しています。

「古くて大きなシミがあるから、この七五三着物は使えない…」と諦める前に、どうぞ一度当店『きもの創夢』にご相談くださいませ。

七五三 子ども着物のお手入れ料金表

祝い着丸洗いクリーニング 3,960円
汗抜きクリーニング 6,160円
カビ取りクリーニング 7,260円
臭い取りクリーニング 6,160円
臭い取り 2,200円
染み抜き(1か所) 550円~
黄変(1か所) 880円~
三ッ身丸洗いクリーニング 3,960円
汗抜きクリーニング 6,160円
カビ取りクリーニング 7,260円
臭い取りクリーニング 6,160円
臭い取り 2,200円
染み抜き(1か所) 550円~
黄変(1か所) 880円~
四ッ身丸洗いクリーニング 3,960円
汗抜きクリーニング 6,160円
カビ取りクリーニング 7,260円
臭い取りクリーニング 6,160円
臭い取り 2,200円
染み抜き(1か所) 550円~
黄変(1か所) 880円~
被布丸洗いクリーニング 2,800円
臭い取りクリーニング 4,450円
臭い取り 2,200円
染み抜き(1か所) 550円~
黄変(1か所) 880円~
紋付丸洗いクリーニング 3,960円
汗抜きクリーニング 6,160円
カビ取りクリーニング 7,260円
臭い取りクリーニング 6,160円
臭い取り 2,200円
染み抜き(1か所) 550円~
黄変(1か所) 880円~
羽織丸洗いクリーニング 3,960円
カビ取りクリーニング 7,260円
臭い取りクリーニング 6,160円
臭い取り 2,200円
染み抜き(1か所) 550円~
黄変(1か所) 880円~
丸洗いクリーニング 3,700円
カビ取りクリーニング 7,260円
臭い取りクリーニング 5,900円
臭い取り 2,200円
染み抜き(1か所) 550円~
黄変(1か所) 880円~
襦袢丸洗いクリーニング 2,640円
汗抜きクリーニング 5,280円
カビ取りクリーニング 5,940円
臭い取りクリーニング 4,840円
臭い取り 2,200円
染み抜き(1か所) 550円~
黄変(1か所) 880円~
丸洗いお得セット祝着セット(祝着・長襦袢) 5,940円
三ッ身セット(三ッ身・長襦袢・被布) 8,460円
四ッ身セット(四ッ身・長襦袢) 5,940円
男児セット(紋付・羽織・長襦袢・袴) 12,800円

※七五三用 子ども着物クリーニング料金・価格はすべて税込です。
※シミ抜きや黄変抜きの料金は、シミの範囲や状態等によって変動します。当店では事前に着物の現状を拝見し、予算のお見積りをお出ししています。

七五三 子ども着物クリーニング:よくあるご質問

丸洗いと洗い張りはどう違いますか?
「着物丸洗い」は、洋服のドライクリーニングに近いです。着物をほどかずに、石油系溶剤で機械洗浄します。全体的なチリ・ホコリ汚れ、軽い皮脂汚れ等を落とすのに適したお手入れの方法です。
 
「洗い張り」は、着物の独特の洗浄方法です。着物を一度全部ほどいて布の状態に繋ぎ直し、しっかりと水洗いをします。さらに布のりを引き直し、湯のし等で反物の幅を整えます。布はまるで新品のような風合いを取り戻します。
 
「丸洗い」は日常的なお手入れとして、「洗い張り」は汚れの程度が酷い時や、お仕立て直しの際のお手入れ等におすすめです。
クリーニングのどのメニューを選べば良いかわかりません。
当店では専任の担当者が着物現物を拝見して、どのようなクリーニングを行うのが最適かを考え、お客様にクリーニングプランのご提案とお見積りをお出ししています。初めての方にもご希望を伺い、できるだけご希望に添ったメニューをご提案しますので、ご安心ください。
 
「しばらくは着る予定が無い」といったスケジュールや、「着用予定が迫っている」等のご都合があれば、お申込みの際にどうぞ詳しく教えてくださいませ。より的確なプランのご提案ができます。
お宮参りの初着はクリーニングして七五三に使える?
はい、お宮参りの初着(祝着)は、七五三の三歳のお祝いにもお使いになる方が多いです。ただ、祝着のそのままの形では使えません。「肩上げ(かたあげ)」「腰上げ(こしあげ)」という縫い上げと、袖(そで)の丸み付けの加工をする必要があります。
 
当店『きもの創夢』では、初着や七五三着物のクリーニングの他、縫い上げや袖の加工等の縫製加工も受け付けています。「初着を七五三着物として使いたい」という時にも、どうぞお気軽にご相談ください。
七五三着物の裏地がシミだらけ。黄変抜きできますか?
残念ながら、裏地はシミ抜き(黄変抜き)ができません。これは裏地が薄い生地であり、酸化シミ(黄変)を取り除くほどの強い漂白作業に耐えられないためです。
 
七五三用等、子ども着物の裏地の変色シミ(黄変)がきになる場合には、裏地の交換をおすすめします。当店では七五三用子ども着物のクリーニングやシミ抜きの他、裏地の交換等の加工も受け付けております。お気軽にご相談ください!
七五三に1回着た着物、そのまましまってはいけませんか?
これから数年間は着用予定が無いのであれば、クリーニングしておいた方が安心です。七五三用の着物は小さなお子様が着用するため、気づかないような部分に皮脂汚れやヨダレ、食べこぼしの小さなシミ等が付着していることがよくあります。
 
年単位で着物を保管していると、このような小さな汚れが酸化して「変色シミ(黄変)」となってしまったり、甚大な虫害(虫食い)やカビの原因となってしまうことも多いです。症状が重くなってから対策するより、早めの予防をしておくことをおすすめします。