汗抜きクリーニング

一ヶ所ずつ水をかけて丁寧に汗を抜いていきます。

着物は湿気に弱いだけでなく、汗(塩分)に弱いのはご存知でしょうか?汗は吸収すると硬くなり、きついシワができてそのままにしておくと黄色く変色します。汗が特に厄介なのは、輪ジミになっていれば気が付きますが、ほとんどの場合目に見えません。ですから変色してから気付く方が多いのです。

「丸洗いしてしまったのに久しぶりに出してみたらシミが出来てた」というお声をよくお聞きします。これは「丸洗い」では汗が落ちずに残ってしまった結果、変色してしまったということなのです。後に「シミ抜き」が必要となった原因の約7割が、汗や付いた当時であれば簡単に落とせるシミなのです。

当店では、後々に「シミ抜き」が必要とならないためにも、しばらく着る予定がなく長期間保管される場合、丸洗いと併せて「汗抜きクリーニング」をされることお勧め致します。

汗抜き作業

着物の脇や胴を中心に汗をかいた部分を一ヶ所ずつ、水をかけて丁寧に汗を抜いていきます。

汗取りクリーニング料金・お預かり期間

着物汗取りクリーニング料金

着物6,160円(税込)
長襦袢5,060円(税込)

 
※料金は全て税込価格です。

着物汗取りクリーニングお預かり期間

納期7日~15日間(シーズンにより若干、変更があります。)

 

よくあるご質問

胴のあたりのシワがきつく残っているのですが、汗が原因でしょうか?
目安として、着用後ハンガーで半日吊るしてシワが残っている場合汗が残っている可能性があります。そのままにしておくと変色しやすくなりますので、一度ご相談の上「汗抜きクリーニング」をご利用ください。
汗抜きクリーニングは着物だけで大丈夫でしょうか?
肌により近い長襦袢は特に要注意です。おきものと併せて「汗抜き」をされることをお勧め致します。
着た後、見た感じは分からないのですが「汗抜き」は必要でしょうか?
見た目は分からないのですが、着物を着ると知らないうちに汗をかいています。しばらく着る予定がない場合は「汗抜き」が必要となります。
そのまましまっておくと、どうなるのでしょうか?
白いシャツが黄ばんできた!といった経験があるかと思います。同様に、絹は塩分に弱いので早くて一年以内に黄色く変色してきます。保管される前に「汗抜きクリーニング」をお勧め致します。