カビ取りクリーニング

着物カビ取りクリーニングで嫌な臭いも完全除去

「着物をタンスから出したらカビが生えていた」「なんとなく着物がかび臭い……」このような着物のカビのトラブルにお困りではありませんか?

着物に生えてしまったカビは、ご自宅でのしみ抜き等では取れません。少しでもカビの症状を感じたら、早めに「着物ケアの専門家」におまかせください!京都の悉皆店・創夢では、着物のカビの症状に合わせたカビ取りケアを行っています。

着物をほどかない手軽なカビ取りクリーニングから、本格的な洗い張り・染色補正まで。お客様の着物を美しく甦らせるプランをご提案します。

着物のカビには「プロのカビ取り」を!

着物にカビを生やす「カビ菌」は、着物の繊維の奥にまでびっしりと根を張っています。そのため表面的なカビ取りを行っても、何度もカビが生えてしまい、最終的には「カビによるシミ」ができてしまうのです。

着物のカビ症状の進行(白カビの場合)

  1. カビ菌によるニオイ(カビ臭さ)が発生
  2. 着物表面に白くフワッとしたカビが繁殖
  3. 徐々にカビ繁殖の箇所が増え、範囲が広がる
  4. カビが酸化して黄色い変色シミになる(カビ臭さは消えてくる)
  5. 変色シミの色がオレンジ~茶色と徐々に濃くなる
  6. 着物の地色や柄の色が変色・脱色する
  7. 着物の繊維が破壊され脆くなる

カビを放置していると、最終的には着物自体がダメになってしまいます。大切な着物を長く美しく着るために、「着物にカビが生えた」と気づいたら早めに専門店でカビを除去しましょう。

症状に合わせる『創夢』のカビ取りケア

「着物のカビ取り」には、いくつかの対処法があります。着物のケア専門店である『創夢』では、お客様の着物の状態やカビの進行度合いに合わせ、最適なクリーニングやリペア方法をご提案いたします。

着物をほどかない「カビ取り」

着物をほどかずに、お仕立ての形のままでカビを除去するクリーニング方法です。着物専用の溶剤やソープを使い、職人が手作業でカビを取り除いていきます。

反物に戻す必要が無いことから、作業期日も比較的短く、カビ取りの料金もリーズナブルなのが魅力です。

カビ繁殖の範囲が狭い
カビの進行度合いが比較的軽い

上のような場合には、着物をほどかないカビ取り方法でカビをスッキリと除去できるケースが多いです。

「洗い張り」でガンコなカビを除去

「洗い張り」とは、着物をほどいて反物の状態に戻し、水洗いをしてから素材に合わせた「張り(板に張って糊付け等をする)」を行う作業のことです。着物にカビが生えている場合には、専用の溶剤や薬品・酵素等も使用し、繊維をしっかりと洗います。

完全に着物をほどいた状態で洗濯をするため洗浄力が高く、カビ等の菌や汚れをすみずみまで落とせるのが魅力です。

カビ繁殖の範囲が広い
カビの進行度合いが重い
カビによる変色が激しい

上のような症状では、「洗い張り」でカビ取りをした方が良い場合もあります。

カビによる変色に「染色補正」

カビの種類や程度によっては、カビ除去のために部分的な漂白が必要になることもあります。またカビによって染料が変質し、着物の地色が色抜けをしたり、柄部分が変色しているケースも珍しくありません。

カビによる変色シミができている
カビ取りで漂白が必要
着物が脱色している
柄部分が変色している

このような場合でも「色掛け」や「柄足し」等の染色補正を行えば、着物を美しく甦らせることができます。京都の悉皆店『創夢』では、専門の染色補正士と提携。色掛け・柄足し・金彩加工等、お客様の着物に最適なリペアプランを行えます。

着物カビ取りのプロセス

京都きものサロン『創夢』のカビ取りプロセスの一例をご紹介します。

1.事前検品

お客様からお預かりした着物を、熟練のスタッフが丁寧に検品します。カビの状態がどの程度なのか、着物の布や糸に痛みがないか、クリーニングに耐えることができるのか……すみずみまで確認をした上で、クリーニングの作業に入ります。

2.除菌ドライクリーニング

カビの症状が見られる着物は、カビ菌が吐く胞子によって着物全体に菌が飛び散っている可能性が考えられます。そのためまずは除菌成分が入った溶剤を使い、着物全体をドライクリーニングします。

着物のカビの状態によっては、除菌ドライクリーニングを何度か行い、全体的なカビ汚れを徹底的に落とすこともあります。

3.手作業でカビ取り

カビ菌を除去するために作られた特殊な薬剤・溶剤を使って、職人が手作業でカビを落としていきます。大切な着物の生地を傷めることが無いように、使用するブラシ等も素材に合わせて切り替えます。

カビの状態によっては水性汚れ用のクリーニングソープを使ったり、酵素を使った洗濯を行う場合もあります。

4.オゾン消毒

酸化力の強いオゾンを発生する装置に着物を入れて、着物全体を殺菌します。オゾンの力が最近の力を抑えて不活性化させ、カビの再発を予防。繊維の奥に残っていた着物のカビ臭いニオイも除去します。

5.乾燥

カビが取れた着物は、乾燥室で形を整えられ、時間をかけてしっかりと乾燥させます。繊維の奥の湿気までていねいに取り除くことが、今後あらたにカビが発生しない予防対策にもなります。

6.検査

カビ取りによって着物に変色や変質が起こらなかったか、再度全体的にていねいな確認を行います。

7.プレス

手作業のアイロン(プレス)で仕上げを行います。素材に合わせた適切なプレスを行うことで、フンワリと、なおかつ艷やかな風合いを甦らせます。

8.お渡し

カビ取りが済んでキレイになった着物は、新品の文庫紙(畳紙、タトウ紙)で包んでお渡しをします。文庫紙にはチリやホコリを防ぐだけでなく、着物の湿気を取ってカビを防ぐ役割も。カビ菌の汚染が無く、吸収率の高い新しい文庫紙で着物を保管すれば、今後のカビ予防対策にもなります。

着物カビのシミ抜きビフォーアフタ―

ビフォー
喪服にカビのシミ袴が全体にカビで白くなってました。
アフター
喪服にカビシミを綺麗にカビ取りを行った結果、白くなっていた袴が元通り綺麗な色に甦りました。

着物カビ取りクリーニング料金

振袖12,100円(税込)
留袖12,100円(税込)
着物(袷)11,000円(税込)
着物(単衣)11,000円(税込)
長襦袢8,800円(税込)
振袖長襦袢8,800円(税込)
子供きもの7,260円(税込)
子供長襦袢5,940円(税込)
8,800円(税込)

 
※料金は全て税込価格です。
※カビにより変色などで染色補正が必要な場合、事前にお見積りさせていただきます。

着物カビ取りクリーニングのお預かり期間

納期10日間(シーズンにより若干、変更があります。)

 
※カビ・着物の状態により仕上がりにお時間をいただく場合があります。
 

着物カビ取りクリーニング よくあるご質問

着物のカビ取りは自分でできないのですか?
はえているのが白カビで軽度な状態であれば、表面のカビだけを取って目立たなくさせることは可能です。屋外で、ベロアのような起毛の布地で表面を払いましょう。軽度なら一時的にカビの見えない状態にできることもあります。
 
ただしこれでカビ菌がいなくなったわけではありません。繊維の奥にはカビの根が残っていますし、そのカビ達は胞子を着物全体に撒いていきます。
 
カビが生えた状態を放置していると、数年後には黄変という変色シミが発生します。「カビが生えた」と気づいたら、応急処置だけで終わらせず、お早めに専門店にご相談いただくことをおすすめします。
普通の着物クリーニングではカビは取れない?
一般的な着物クリーニング(きもの丸洗い)だけでは、カビ菌は取り除けません。溶剤に除菌成分が入っておらず、オゾン殺菌等も行っていないためです。
 
着物丸洗いで一時的にカビのニオイが目立たなくなりますが、カビ菌は残っているので、再発する可能性が高いです。また、カビによるシミ等は着物丸洗いでは取れません。
 
カビ症状が見られる場合は、必ず「カビ取り」をご利用くださいませ。
カビの程度がわかりません。カビ取りする目安は?
着物のカビ症状に気づいたらすぐにお持込というのがもちろん理想的なのですが、次のような点を目安とすると良いかと存じます。
 
【カビ症状が目に見える場合】
① 白カビが複数の箇所に生えている
① 白カビの範囲が2センチ以上ある
① 青カビ・黒カビが生えている
① オレンジ~褐色・茶色のシミがある
① 着物が変色・脱色している
 
【カビ症状が目に見えない場合】
① 着物からカビのニオイが強くしている
① 着物の陰干しを6ヶ月以上していなかった
① 着物の裏地(胴裏)にシミができている
① 着物の文庫紙(たとう紙・畳紙)にシミができている
 
例えば薄い色の着物ですと、白カビの発生に気づきにくいです。また濃い色の着物で、黒カビに気づかなかったという人もいます。定期的に陰干し等をするときには、胴裏や文庫紙の状態もよく見てみましょう。
裏地にカビが生えました。カビ取りできる?
裏地(胴裏)は生地が繊細であるため、カビ取り等の作業を行うと破れてしまう可能性が高いです。そのため、胴裏については胴裏の交換等のリペアをおすすめしています。
法事が近いのに喪服着物のカビを見つけました。
弔事等でカビ取りをお急ぎの場合には、その旨をご相談ください。できるだけお客様のご要望に添えるように努力いたします。
古い着物にカビのシミ。カビ取りできますか?
当店ではカビによる黄変シミにも対応しております。ただしカビのシミの程度によっては、着物の布が脆くなっていて、漂白等に耐えられない場合もあります。
 
昔の着物のカビについては、着物の現在の状態を拝見してからご案内を差し上げております。